American Joke
先日、図書館のコンピュータラボで課題をやっていたとき、隣の女の子が電話をかけ始めました。
「あっ、おかあさん?聞こえる?今、図書館からだから、静かに話してるんだけど」
十分うるさかったんですけどね。
というわけで、聞くつもりはなかったんですが、話がぜーんぶ聞こえてきました。
どうやら、その女の子は、課題をまるごと失くしてしまったらしく、家のパソコンの中でまだ生き残ってる分を、メールに添付してくれるよう、お母さんにお願いしていました。
「ありがとう!わたしの命の恩人だよ!お母さん愛してる!!」
(“Thank you! You save me. I love you mom!!”)
と言って電話を切っていました。大げさだなあアメリカ人って、と思いましたが、同じ立場なら、たぶんわたしも同じことを言うにちがいないんだろうな。

そのあと、彼女のクラスメイトがやってきて、
「どうよ調子は?ファイナルのプロジェクト、うまいこと進んでる?」
と声をかけていました。
「もうヤバイ、それ失くしちゃって、今やりなおしてるところなの」
「へー、でもきっと楽しいんじゃん?」 (“It will be fun!”)
と、おともだちが言って、それにビックリしました。彼女も一瞬固まったらしい雰囲気が隣から伝わりました。そのあとクラスメイトの彼はすぐに、
「冗談だけどね」 (“I’m just kidding.”)
と言ってましたけど、イヤ、その冗談、ぜんっぜん面白くないから!これは同じ立場でも言えない!言ったが最後、殺されそうだもん。

おうちに帰ってルームメイトに、この話をしました。
「こういうとき、そんな風に冗談言ったりする?」
「えー、普通にするよー」
「ふーん。・・・・・・アメリカンなんだねー」
アメリカンジョークに笑えないわけだよ。
わたしは思いっきり日本人だなあ、と思った出来事でした。
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by naokochin1 | 2006-12-10 06:07 | American Life


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