留学生に優しい先生
わたしが取っている経済学のクラスの先生は、毎回必ず、その日にやるアウトラインを板書してくれます。もちろんシラバス(授業の進行予定表)があるので、どこのチャプターをやるのかわたしたちは事前にわかっているわけなのですが、それでも書いてくれます。

先日、1チャプター飛ばして、次回の分のアウトラインを書き終わったところで、その間違いに気づいた先生は、
「書くのは時間がかかるのに、みんななんで違うところ書いてるよって言ってくれないんだ・・・・・・」
と言いつつ書き直して、そして、
「僕は書く派だけど、どうしてだと思う?」
と、みんなに聞いたんです。

「アウトラインがわかって便利だから」
「ポイントをおさえてノートを取れるから」
などなど、みんな口々に言い、それにうなずいて、
「それもあるけど、あとひとつは、留学生のため、なんですよ」
と先生。

ちなみにこのクラスには留学生が4人います。わたしが取っているほかのクラスを考えると、1クラスに留学生4人は多いほうです。ですが、40人定員のこのクラスのたった1割のためにしてくれてるって??そりゃ、おかげで、読みが多くてめんどくさい経済学も、授業でやったところを丸暗記するだけで済んでいますが・・・。

「留学生は、きみたちアメリカ人の約10倍の学費を払ってるって知ってますか?」
ほとんどのアメリカ人はそんなこと知りません。ビックリしてました。留学生は多くのアメリカ人学生の親のように税金を納めていないので、コミュニティカレッジであっても、高い学費を払わなければならないのです。留学生はお金持ちだと思われたのかもしれない。むしろ学費のおかげで貧乏しているんだけど・・・・・・。
「そのうえ外国語でそのクラスを取ってるんだから、君たちよりも難しいと思うはず。彼らが勉強しやすくするために、書いてるんですよ」

先生は、留学生に向かって話をしているのではなく、どちらかというと、アメリカ人学生に向けてしていました。わたしが心の中で、
「そうそう、もっと言ってやって~」
と思っていたのは言うまでもありません。

ここまでおおっぴらに留学生に肩入れしてくれる先生はめったにいません。先生も外国人だから、いろいろあったんだろうな。だから留学生にやさしいのかも。
[PR]
by naokochin1 | 2006-10-17 12:45 | School


<< 間違いだらけの英語? Supercalifragil... >>