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留学生が住むところ 1回目
留学生が、外国で住むところを考えるとしたら、
大きく分けて、寮、アパート、ホームステイ、この3つになると思います。
わたしのカレッジの話がメインなので、すべてにあてはまらない部分もあると思いますが、参考までに。
長くなるので、3回に分けます。今回は1回目・寮について。

寮生活のメリット
 学校が近い
 夜のクラスを取れる
 いつでも誰かがいるから寂しくない
 自炊の必要がない
デメリット
 部屋で勉強に集中しづらい
 盗難が心配
 同じ食事に飽きる
 高い




寮の中にも、ひとり部屋かふたり部屋か、選べるところもあるようです。
ちなみにわたしが通っているカレッジは、
RA(=Resident Assistant)以外は絶対にふたり部屋です。

寮の便利なところは、やっぱりキャンパス内にあるということ。
クラスが始まるギリギリまで寝ていることができて、さらに、夜遅くなってもそんなに心配ではない。(でも、キャンパス内とはいえ、日が暮れてからひとりで歩くのはオススメしません。100%安全かどうかなんて誰にもわかりません)
食事に関しては、学生証にお金がチャージされているので、それをカフェテリアで使います。ちなみに、寮の中にはカフェテリアはないので、いったん外に出て、歩いていかないといけません。

土日は学校のカフェテリアはお休みなので、外食するか、金曜日のうちにカフェテリアから保存のきくものをあらかじめ手に入れておく必要があります。
寮生活をする限り、自炊は選択肢には入りません。
わたしが通っているカレッジの寮には、キッチンが、あるといえばあったのですが・・・・・・。つまり、「キッチン」という名前のついた部屋はありましたが、そこには、コンロがないのです。あるのは、水道のシンクと、冷蔵庫と、電子レンジ。トースターや、炊飯ジャーもあるようです。けれどキッチン自体、使っている人をほとんど見かけませんでした。なぜなら、そのキッチンに入るために、RAを探して鍵を開けてもらわないといけないからです。それに、誰が使ったかわからない炊飯ジャーとか、わたしはちょっと・・・・・・。

アメリカ人は、自炊をしないで、週末、おなかがすいたら、車でスーパーマーケットや、ファストフード、ファミレスに行くので、彼らに便乗するのもひとつの方法です。とはいえ、おともだちでもない人にイキナリは頼めませんから、日頃の行いがものをいうところです。わたしのルームメイトは現地の学生でしたが、車は持っていなかったので、週末はふたりでてくてく歩いて、近所のレストランまでごはんを食べに行きました。

また、朝方人間の人と夜型人間の人が、ひとつの部屋で過ごすのはお互いツライですね。ひとりが寝ている横で、電話で大声で話したり、笑ったり。でも、部屋の外に出れば、たとえ深夜だろうと誰かが必ずいるので、話ができて、ちょっとしたさみしさはまぎれるかもしれません。

寮は常に人の出入りがある場所なので、誰が住人で、誰がそうでないか、RAにでもならない限り覚えていられません。だから、貴重品はきちんと自己管理したほうがいいです。あとでイヤな思いをするよりは、事前に手を打っておいたほうが精神的にも経済的にも楽です。

経済的、といえば、寮での暮らしは実は経済的ではなく、一番割高です。
入寮前に1セメスター分をまとめて払うため、気づきにくいですが、
アパートでシェア生活をしている人と比べると、2倍の差があることもあります。
by naokochin1 | 2006-10-09 12:51 | American Life


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