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日本のソルフェージュ
日本のソルフェージュ_e0055091_1713975.jpg先日のレッスンで、
バッハのフランス組曲を見てもらったときに、
こういうトリルが左手とうまくハマらなくて、
「シシード、シドレドレドシドレー」
と、歌いながら弾いたら、
「今言ったの、何?」
と先生に、不思議そうに聞かれました。

ソルフェージュですって、答えたんですが、
アメリカのソルフェージュって、シャープやフラットによって、ドの位置が変わるので、
ドレミ読みをする習慣はないらしいんです。
「初めて聞いたよ、おもしろいね」
と言われました。25年教えていて、初めてだったんですって。
この曲の場合、G majorなので、もしもソルフェージュで歌うとしたら、
「ミミーファ、ミファソファソファミファソー」
となるんですよ、本当は。
でも、そんな移調まで考えながら譜読みなんてしてられないので、
そのまま読みますけどね。
たとえここがアメリカで、郷に従えと言われても。

習慣ってオソロシイ。
日本語でセオリーを勉強していないので、
「変ロ長調」とか「嬰ニ長調」とか言われても、よくわからないです。
たしか、「CDEFGABC」が「ハニホヘトイロハ」で、
変=フラット、嬰=シャープ、だったはず。
でも、考えないと出てきません・・・・・・

もっとややこしいことに、わたしの日本の先生はこれらをドイツ語で言っていたので、
「CDEFGABC(シー、ディー、イー、エフ、ジー、エイ、ビー、シー)」は、
「CDEFGAHC(ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、ツェー)」
F Major は F Dur、A minor は A mollと、さらにヤヤコシイです。

でも、結論、
日本語の言い方が、一番とっつきにくいです。
by naokochin1 | 2006-03-17 17:00 | Piano


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