ドラマ「ロングバケーション」を覚えていますか?
キムタクと山口智子が出てたあれです。
あのドラマを観て、ピアノを再開したんです。
侮るなかれ、テレビの効果。絶大です。
多いんじゃないかしら、テレビの影響を受けるパターン。
実はそのときまで、ラフマニノフなんて知りませんでした。
ちょうど、松たか子がコンクールで弾いたのを聴いて、
ラフマニノフのCDを買ったんですよ。
ドラマの中での松たか子のテーマ曲は、
「(ドビュッシーの)亜麻色の髪の乙女」でしたが、
曲の使われ方が女々しくて、このときは好きじゃなかったせいか、
ドビュッシーよりもラフマニノフの印象のほうが強く残っています。
本やマンガを読むとき、作品中にクラシックの曲が出てきたら、かけまくりながら読みます。
読むスピードの方が速いから、ページをめくるのに曲が終わるのを待ったりして。
ピアノのソロ以外のクラシックを、わたしはあんまり聴きません。
そもそもクラシックを聴く理由が、
「次は何を弾こうかな~」
なので、オーケストラものだと、弾けないんですもん。
で、そうそう、ラフマニノフでしたね。
ドラマの中で松たか子が弾いた(ことになっている)曲は、
「パガニーニの主題による狂詩曲」です。
わたしが買ったCDは
ヴォカリーズ、パガニーニ、ピアノ交響曲第2番、
と曲順が続いているので、聴いていて楽しいです。
前者ふたつは、
「ラフマニノフって女の人かなあ~??」
と思うような、やさしい系統の曲ですが、
ピアノ交響曲は、「熱情」と同じニオイがします。
髪を振り乱して怒ってるベートーヴェンとか、
コブシをきかせて演説しているおじいちゃんとか、
そういうのが浮かんできてしまいます。
↑ためしにググってみたら「演歌っぽい」っていうコメントもありました。
そういえば「のだめカンタービレ」にも出てきましたね。
派手な曲だから魅せやすいんでしょうね。
ちなみにラフマニノフ、フルネームは、
Sergey Rachmaninov
男の人ですよ。お間違えなく。