「ジェーン・エア」
なんか、活字に飢えてるみたいですね、わたし。

これは、タイトルの響きが好きで、読んだ本でした。

人の名前がタイトルになってるんですが、
ここからわたしがイメージしたひとは、
ふわっとした、物腰のやわらかな女性でした。

ジェーンはたしかに、見た感じ(読んだ感じ?)は、
おとなしくてやさしい、おそらく素朴な女性ですが、
熱くて強い内側を、感じさせられます。

あらすじはこんな感じ。
ジェーンが家庭教師として住むようになった家で出会った人が、
自分のことを好きになってくれたんだけども、
彼はなにか隠し事をしていて、
その何かがわからないまま、結婚することになります。
結婚式の当日に、その秘密が明らかにされます。

その秘密は・・・・・・書かないほうがいいですよね。
これが物語の核なので。

読み返すと、昔は理解できなかったことが少しわかった気がします。

前に読んだときは、
「健気だなあ~」
くらいに思ってました。
そもそも、物語を批判するなんて感覚が、その当時はありませんでしたから。

今回思ったことは、
「ブチ切れて別れるのがフツーなのに、
なんで別れないのかがわからない」
でした。
それでも好きでいつづけられるその気持ちがわからない。
・・・・・・・・・イヤ、わかるんですけど、
「好きになっちゃんたんだったら、しょうがないよね~」
って、それじゃあ現実と一緒じゃないですか。
教訓みたいな、いい解決策を提示する形で終わってほしかったです。

でも、この物語の結末は、
読む人によって解釈が代わるんじゃないかと思います。

しあわせのかたちって、
見る人や見る角度によって、全然違ってくるから。

「ジェーン・エア」
シャーロット・ブロンテ
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by naokochin1 | 2006-01-03 08:06 | Books & Movies


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